アドトレーラー– tax –

谷川流といとうのいぢによるライトノベル『涼宮ハルヒの驚愕』の発売を記念して運行されたアドトラックです。

『涼宮ハルヒの驚愕』は、2011年5月25日（水）に初回限定版が発売されることが決定していました。

画像にあるアドトラックは、発売に先立つ2011年2月頃から東京の秋葉原、銀座、渋谷などの都市部を走行しました。

トラックには「5/25 発売! 予約スタート!」というメッセージが明記されており、予約受付の開始を大々的に宣伝していました。発売日の告知と予約受付開始を双方告知。

2011年1月29日には、読売新聞にて5月25日発売の広告が掲載され、全国で予約受付が開始されるなど、大規模な告知が行われました。

世界同時発売の話題になっていたこの最新刊は、世界13カ国での同時発売が予定されており、国内外で大きな話題となっていました。

発売日までの期間、テレビCMやPV映像も公開され、ファンの期待感を高めるプロモーションが行われていました。

この時期は、約4年ぶりとなる待望の新刊発売に向けて、屋外広告、新聞広告、Webメディアなどを組み合わせた多角的なプロモーションが展開されていました。

画像は、震災復興支援チャリティコンサート「TOKYO TOMORROW SMART LIVE 2011」の開催を宣伝するために運行されたアドトラックです。

イベント名：TOKYO TOMORROW SMART LIVE 2011
開催日：2011年3月18日（金）
会場：SHIBUYA-AX（現在は閉館）
出演アーティスト：東京スカパラダイスオーケストラ、paris match、Los Amigos Invisibles

このイベントは、東日本大震災（2011年3月11日発生）の直後に計画・開催されたもので、震災からの復興を支援するチャリティコンサートとして位置づけられました。

画像にあるアドトラックは、東京の銀座（和光本館前）などを走行し、イベントの開催日や出演者、公式サイト（www.tokyo-tomorrow.jp）の情報を大々的に宣伝していました。

「BRACE」という文字も見え、これは音楽を通じて人々を元気づけ、支援しようというメッセージが込められていたと考えられます。

この時期は、震災直後という社会的な背景の中、音楽イベントを通じて復興支援を呼びかけるプロモーション活動が展開されていました。

画像は、映画『SP 革命篇』の公開を記念して運行されたアドトラックです。

プロモーション活動と映画情報

映画『SP 革命篇』の公開日は、2011年3月12日（土）。
トラックにも「3.12 ROADSHOW」と明記されています。

この映画は、岡田准一さん主演の人気テレビドラマシリーズ『SP（エスピー） 警視庁警備部護課第四係』の完結編となる劇場版第2作目です。
前作の『SP 野望篇』（2010年10月公開）と合わせて2部作として公開されました。

画像にあるアドトラックは、映画の公開に合わせて東京の渋谷（OICITYの建物前）、銀座、秋葉原などの都市部を走行しました。

このアドトラックは2台運行され、繁華街で大々的に宣伝が行われました。

テレビドラマ『SP 革命前日』の放送

映画公開直前の2011年3月5日には、新撮スペシャルドラマ『SP 革命前日』が放送され、映画と連動したテレビでのプロモーションも展開されました。 

この時期は、待望のシリーズ完結編の公開に向けて、屋外広告、テレビドラマ、メディア出演などを組み合わせた多角的なプロモーションが展開されていました。

画像は、ピン芸人日本一決定戦『東洋水産PRESENTS R-1ぐらんぷり2011』の番組宣伝のために運行されたアドトラックです。

決勝戦は2011年2月11日（金）よる7:00から、関西テレビ・フジテレビ系全国ネットで生放送されました。画像にも「2.11(金)よる7:00」「フジテレビ系 全国ネット生放送」と明記されています。

画像にあるアドトラックは、決勝戦の直前や当日にかけて東京の銀座、秋葉原、渋谷などの都市部を走行し、「今年はガチンコ・トーナメント！」というキャッチコピーと共に、番組情報を大々的に宣伝していました。

この大会から、審査員が得点をつける従来の方式から、決勝進出者8名が1対1で対戦するトーナメント形式へと変更され、より「ガチンコ」な戦いがプロモーションの焦点となりました。

この年の大会では、佐久間一行さんが「井戸のお化け」などのネタで初優勝を果たしました。 

この時期は、屋外広告を活用して、お笑いファンの関心を最大限に高め、決勝戦のテレビ視聴を促すためのプロモーション活動が行われていました。

画像は、R&B歌手NE-YOの4thオリジナルアルバム『リブラ・スケール』のプロモーションのために運行されたアドトラックです。

4thオリジナルアルバム『リブラ・スケール』のリリースは、2010年10月27日（水）日本先行発売。
トラックにも「2010年10月27日日本先行発売!」と明記されています。

11月は、この発売直後のプロモーション期間であり、画像のようなアドトラックが東京の渋谷（背景にOIOI JAMの看板が見えます）や銀座、秋葉原などの都市部を走行しました。

アルバムには、ヒット曲「ビューティフル・モンスター」などが収録されています。

画像にあるアドトラックは、アルバムタイトル『リブラ・スケール』や「キング・オブ R&B」というキャッチコピーと共に、NE-YOのアーティスト写真が大きく掲載されており、アルバムの発売を大々的に宣伝していました。

2011年3月には来日公演が予定されており、アルバム発売と合わせて来日への期待感を高めるプロモーションも展開されていました。 

この時期は、日本先行発売という話題性と、屋外広告や来日公演情報などを組み合わせた多角的なプロモーションが展開されていました。

画像は、映画『SP 野望篇』の公開を記念して運行されたアドトラックです。

映画『SP 野望篇』の公開日は、2010年10月30日（土）。
トラックには「10.30 ROADSHOW」と明記されており、10月は公開に向けたプロモーション期間でした。

この映画は、岡田准一さん主演の人気テレビドラマシリーズの劇場版2部作の前編であり、大きな注目を集めました。

アドトラックによる大々的な宣伝（2台運行）

画像にあるアドトラックは、映画の公開に合わせて東京の渋谷（背景にOIOI JAMやZARAの看板が見えます）や銀座、秋葉原などの都市部を走行しました。

ご指摘の通り、このアドトラックは2台運行され、繁華街で大々的に宣伝が行われました。

イベントとメディア露出

公開直前の10月26日には、第23回東京国際映画祭の特別招待作品として上映され、火薬を使った大掛かりなイベントが行われました。

V6の岡田准一さんはノースタントでのアクションも見どころとされ、公開に向けて様々なメディアでプロモーションが行われました。 

この時期は、待望の劇場版公開に向けて、屋外広告、イベント、メディア出演などを組み合わせた多角的なプロモーションが展開されていました。

画像は、田村ゆかりさんの8thオリジナルアルバム『シトロンの雨』のプロモーションのために運行されたアドトラックです。

8thオリジナルアルバム『シトロンの雨』のリリースは、2010年9月8日（水）。
トラックには「New Album 2010.9.8 On Sale」と掲載。

このアルバムは、前作『Dreamy Maple Crown』以来、約1年半ぶりとなるオリジナルアルバムで、オリコン週間アルバムランキングでは3位を獲得しました。

画像にあるアドトラックは、アルバムの発売に合わせて東京の秋葉原などの都市部を走行しました。

このアルバムを引っ提げた全国ツアー「田村ゆかり LOVE ♡ LIVE 2010 STARRY☆CANDY☆STRIPE」が、2010年9月19日の千葉公演からスタートしました。

ツアーは全国を巡回し、アルバムのプロモーションの中心となりました。

アルバム発売に向けて、HMVのオンラインニュースでインタビュー記事が前後編に分けて掲載されるなど、メディアを通じたプロモーションも活発でした。 

この時期は、待望のオリジナルアルバムの発売と全国ツアーが重なり、屋外広告、メディア、ライブイベントを組み合わせた多角的なプロモーションが展開されていました。

画像は、水樹奈々さんの8thオリジナルアルバム『IMPACT EXCITER』のプロモーションのために運行されたアドトラックです。

8thオリジナルアルバム『IMPACT EXCITER』のリリースは、2010年7月7日（水）。
トラックにも「2010.7.7 On Sale」と明記されており、6月は発売に向けたプロモーション期間でした。

このアルバムは、オリコン週間アルバムランキングで初登場2位を記録するヒットとなりました。

画像にあるアドトラックは、アルバムの発売に向けて東京の秋葉原などの都市部を走行しました。

トラックには、「水樹奈々 IMPACT EXCITER」というタイトルと共に、発売日が大々的に宣伝されています。

6月には、NHK BS2の番組『MAG・ネット～マンガ・アニメ・ゲームのゲンバ～』で水樹奈々さんの特集がオンエアされるなど、テレビ番組でのプロモーションも活発でした。

また、アルバム収録曲「ミュステリオン」の生歌初披露に向けてのブログ記事が公式サイトに掲載されるなど、ファンに向けた情報発信も行われていました。

この時期は、同年7月から開催される夏の全国ツアー「NANA MIZUKI LIVE GAMES 2010」に向けての準備期間でもあり、ライブ情報やグッズ情報も発信されていました。 

この時期は、強力なタイアップ曲を含むオリジナルアルバムの発売に向けて、屋外広告、メディア出演、ライブツアー情報などを組み合わせた多角的なプロモーションが展開されていました。

画像は、KAT-TUNの5thオリジナルアルバム『NO MORE PAIИ』のプロモーションのために運行されたアドトラックです。

5thオリジナルアルバム『NO MORE PAIИ』のリリース日は、2010年6月16日（水）。
アドトラックは、発売に合わせて都市部を走行しました。

このアルバムは、赤西仁さんが海外でのソロ活動のためにグループ活動に参加しないことが決定したため、亀梨和也さん、田中聖さん、田口淳之介さん、上田竜也さん、中丸雄一さんの5人体制でリリースされました。

画像にあるアドトラックは、「NO MORE PAIИ」というアルバムタイトルと共に、KAT-TUNのアーティスト写真が大きく掲載されており、アルバムの発売を大々的に宣伝していました。

このアルバムは、初の海外公演を含む「KAT-TUN LIVE TOUR 2010 PART2:WORLD BIG TOUR」を引っ提げた作品であり、ツアーに向けて期待感を高めるプロモーションの中心となりました。

同年5月12日発売のシングル『Going!』と本作の通常盤の両方を購入した人の中から、イベント「KAT-TUN 2010 Summer Premium」に招待される応募抽選キャンペーンが行われました。 

この時期は、新体制でのアルバムリリースと、全国・世界ツアーに向けたプロモーションが展開されていました。

画像は、EXILEの33rdシングル（ダブルマキシシングル）『FANTASY』のプロモーションのために運行されたアドトラックです。

ダブルマキシシングル『FANTASY』のリリースは2010年6月9日（水）。
トラックにも「6.9 ON SALE!!」と明記されています。

「史上初！新曲8曲入りダブルマキシシングル！」と銘打たれたこの作品には、日本サッカー協会公認の日本代表応援ソング「VICTORY」などが収録され、大きな話題を呼びました。

画像にあるアドトラックは、シングルの発売に合わせて都市部を走行しました。

「ダブル・マキシシングル」や「8曲」といった文字も日本語で記載されており、商品の特徴をアピールしていました。

このシングルは、同年7月から開催されたEXILE初のスタジアムツアーのタイトルにもなっており、ツアーに向けて期待感を高めるプロモーションの中心となりました。

ツアーに合わせて、JTBとのコラボレーションキャンペーンとして、11両編成の山手線を使用した『EXILE山手線』が、6月27日から7月16日まで運行されるなど、多角的なプロモーションが展開されました。 

この時期は、新曲の発売と大規模ツアーの開始が重なり、屋外広告、テレビ、鉄道広告などを駆使した大規模なプロモーションが展開されていました。

GReeeeNのコンセプトアルバム（バーチャルライブCD）『AB DEST!? TOUR!? 2010 SUPPORTED BY HUDSON×GReeeeN LIVE!? DeeeeS!?』のプロモーションのために運行されたアドトラックです。

コンセプトアルバムのリリースは、2010年5月26日（水）。
トラックにも「5.26 ON SALE!!」と明記されています。

この作品は、GReeeeN初のバーチャルライブCDとして発売され、[DOME盤]、[STADIUM盤]、[SHIBUYA盤]の3種類があり、それぞれ異なる楽曲や会場の臨場感が楽しめる内容でした。

画像にあるアドトラックは、アルバムの発売に合わせて都市部を走行しました。

トラックには、「AB DEST!? TOUR!? 2010」というライブツアー形式のタイトルと共に、発売日が大々的に宣伝されています。

このアルバムはハドソンとのコラボレーション企画（SUPPORTED BY HUDSON）でもあり、ゲームなどとの連動も視野に入れたプロモーションが展開されていました。 

この時期は、ユニークなコンセプトアルバムの発売と、屋外広告やコラボ企画を組み合わせた多角的なプロモーションが展開されていました。

KAT-TUNの12thシングル『Going!』のプロモーションのために運行されたアドトラックです。

12thシングル『Going!』のリリースは、2010年5月12日（水）。
トラックにも「New Single 5.12 Release」と明記されています。

この楽曲は、亀梨和也さんがキャスターを務める日本テレビ系スポーツニュース番組『Going!Sports&News』のテーマソングとして起用されていました。

画像にあるアドトラックは、シングルの発売に合わせて都市部を走行しました。

トラックには、番組名と同じ「Going! KAT-TUN」という文字と共に、メンバーの顔写真が大きく掲載されています。

この時期は、赤西仁さんがグループを脱退し、海外でのソロ活動に専念することが正式に発表された直後でした（5月末）。そのため、このシングルは6人体制最後のシングルであり、プロモーション活動は非常に注目を集めました。

この時期は、新曲の発売とテレビ番組のタイアップ、そしてメンバーの脱退という大きな話題が重なり、屋外広告やメディアを通じて積極的にプロモーションが行われていました。

画像は、男性アイドルグループNEWSのシングル『さくらガール』のプロモーションのために運行されたアドトラックです。

2010.3.31発売のシングル『さくらガール』のプロモーションとして、トラックにも「NEW SINGLE 2010.3.31 RELEASE」と明記されています。

4月は、このシングルの発売直後のプロモーション期間であり、画像のようなアドトラックが都市部を走行しました。

この楽曲は、TBS系『革命テレビ』のエンディングテーマとして起用されていました。

この時期、メンバーの山下智久さんがフジテレビ系ドラマ『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命- 2nd season』に出演していたり、増田貴久さんが舞台『灰色のカナリア』に出演していたりと、個々の活動も活発でした。

この時期は、新曲の発売とそれに伴う屋外広告、テレビ番組でのタイアップといった多角的なプロモーションが展開されていました。

画像は、音楽グループDEEPの1stアルバム『DEEP 〜brand new story〜』のプロモーションのために運行されたアドトラックです。

1stアルバム『DEEP 〜brand new story〜』のプロモーションは、2010年3月3日に発売されています。

2010年10月の時点では、すでに発売済みのアルバムですが、この時期にも継続的なプロモーションの一環として、画像のようなアドトラックが運行されていました。

トラックには、「1st Album NOW ON SALE!!」「DEEP 〜brand new story〜」といったメッセージが明記されています。

画像にあるアドトラックは、都市部を走行し、アルバムの認知度向上を図っていました。 

この時期は、新曲のリリースやライブツアーに関する情報は見当たりませんでしたが、発売済みのアルバムに関する継続的な屋外広告プロモーションが展開されていました。

画像は、関西テレビ・フジテレビ系で放送されていたトークバラエティ番組『グータンヌーボ』の番組宣伝のために運行されたアドトラックです。

この番組は、2006年4月12日から2012年3月21日まで、毎週水曜日よる11:00から関西テレビ制作・フジテレビ系全国ネットで放送されていました。

優香さん、長谷川潤さん、江角マキコさんらがMCを務め、毎回女性ゲストを迎えてトークを繰り広げる内容でした。

2010年4月7日からは、「取り調べグータン」コーナーに代わり、男性ゲストをよく知る女性3人に話を聞く「聞き込みグータン」コーナーがスタートするなど、番組内容のリニューアルも行われていました。 

この時期は、屋外広告を活用して、主要都市部の視聴者に関西テレビ制作のトークバラエティ番組をアピールするためのプロモーション活動が行われていました。

画像は、水樹奈々さんの21stシングル『PHANTOM MINDS』の発売を記念して運行されたアドトラックです。

21stシングル『PHANTOM MINDS』のリリースは、2010年1月13日（水）。
トラックにも「2010.01.13 ON SALE!!」と明記されています。

この楽曲は、劇場版アニメ『魔法少女リリカルなのは The MOVIE 1st』のテーマソングとして起用されました。

このシングルは、オリコン週間シングルチャートで初登場1位を獲得し、声優のシングルとしては初の快挙となりました。

画像にあるアドトラックは、シングルの発売に合わせて東京の秋葉原などの都市部を走行しました。

発売日までの期間、キングレコードの動画配信サイト「Oh!samaTV」でミュージックビデオのフルサイズが配信されたほか、日本テレビ系列『音楽戦士 MUSIC FIGHTER』の2010年1月度パワープレイとしても起用され、テレビ番組を通じたプロモーションも展開されました。 

この時期は、紅白歌合戦に初出場した直後という勢いに乗り、強力なアニメタイアップ曲と屋外広告、メディア出演を組み合わせた多角的なプロモーションが展開されていました。

画像は、関西テレビ・フジテレビ系火曜22時枠で放送されたドラマ『まっすぐな男』の番組宣伝のために運行されたアドトラックです。

ドラマの初回放送日は、2010年1月12日（火）よる10時。
トラックにも「1/12火曜10時スタート！」と明記されています。

主演は佐藤隆太さんで、深田恭子さん、貫地谷しほりさん、佐々木希さんらが出演しました。

曲がったことが大嫌いな主人公が、小悪魔的な女性に振り回されながらも成長していくヒューマンコメディです。

画像にあるアドトラックは、ドラマの放送開始に合わせて東京の銀座などの都市部を走行しました。

「なんとかするか」「まっすぐな男」というキャッチコピーと共に、主演の佐藤隆太さんの顔写真が大きく掲載されています。

放送開始前日の1月11日には、一部地域限定で「まっすぐな男 放送直前ストレイトナビ！」という番組宣伝特番が放送されました。 

この時期は、屋外広告、テレビ番組での特番、Webメディアなどを通じて、広く視聴者の関心を引くための多角的なプロモーションが展開されていました。

「安室奈美恵」の新たな決意表明

前作のベストアルバム『BEST FICTION』で170万枚を超える大ヒットを記録し、不動の地位を築いた安室奈美恵様。しかし、それに甘んじることなく「全てをカラにして新しいスタートを切りたい」という決意を込めたオリジナルアルバム『PAST < FUTURE』（2009年12月16日発売）のリリースプロモーションをご依頼いただきました。

目的は、前作の自分（『BEST FICTION』のジャケット写真）を自ら破り捨てるという衝撃的なメインビジュアルを、都心のストリートで最大級のスケールで展開し、彼女の「攻め」の姿勢と「未来への意思」をファンと世間に強烈に印象付けることでした。

衝撃のアートワークが動く「宣言」となる

メッセージ性の高い「破り捨てる」ビジュアル

今回のプロモーションの核は、何と言ってもそのアートワークです。アドトレーラーの巨大な側面には、安室様ご自身が自身のポスターを破り捨てている写真を、そのままの迫力でフルラッピングしました。

このデザインは、単なるCDの告知を超え、アーティストの生き様そのものを表現する「動くマニフェスト」となりました。

渋谷パルコ前など、若者の中心地をジャック

運行ルートは、安室様のファッションやスタイルに影響を受ける層が多く集まるエリアを徹底的にマーク。
特に画像が撮影された渋谷（渋谷パルコ前周辺）では、ファッションビルの巨大な壁面広告にも引けを取らない存在感を発揮し、街行く若者たちの視線を釘付けにしました。

アジアNo.1への快進撃

街中に走る「進化」の衝撃

自分の記録的ヒット作を否定するかのような大胆なビジュアルが街を走り抜ける光景は、見る人に鮮烈な驚きを与えました。
SNSやブログでは「安室ちゃんのトラックがすごい」「メッセージがかっこいい」といった声が溢れ、アルバムへの期待感を爆発的に高めました。

記録的ヒットとアジア5ヶ国No.1

この強力なプロモーションもあり、アルバムは発売と同時に大ヒットを記録。
日本国内だけでなく、台湾、香港、韓国などアジア5ヶ国のチャートでも1位を獲得するという、日本人女性アーティスト史上初の快挙を成し遂げました。

アドトレーラーは、その「未来への快進撃」の先駆けとして重要な役割を果たしました。

冬の街に響く「愛」と「クリスマス」

国民的グループEXILE様より、待望のオリジナルアルバム『愛すべき未来へ』（2009年12月2日発売）のリリースプロモーションをご依頼いただきました。

目的は、2年ぶりとなるオリジナルアルバムの発売を告知すると同時に、初回生産限定盤に付属する「EXILE CHRISTMAS」（クリスマスアルバム）の存在を強くアピールすることでした。

街がクリスマスムード一色に染まるこの時期に、EXILEからの「冬の贈り物」として、都心のイルミネーションに負けない輝きでメッセージを届ける必要がありました。

イルミネーションと共鳴する光の演出

「愛すべき未来へ」×「EXILE CHRISTMAS」のダブル訴求

車両デザインは、アルバムのキービジュアルである少女の写真を大きく配置し、タイトルの『愛すべき未来へ』を温かみのあるオレンジで表現。
同時に、後方や側面には「EXILE CHRISTMAS」の文字を大胆に配し、赤と白のクリスマスカラーで季節感を演出しました。

イルミネーションエリアとのシンクロ運行

運行ルートは、画像にあるような表参道や六本木といった、美しいイルミネーションで知られるエリアを重点的に設定しました。

1. 視覚効果
   街路樹のイルミネーションの光と、内照式のトレーラーの光がシンクロし、街全体がEXILEのプロモーション空間であるかのような幻想的な光景を創出しました。
2. 聴覚効果
   「ふたつの唇」や「Ti Amo」などのバラードナンバーや、クリスマスソングを流すことで、道行く人々のロマンチックな気分を高め、アルバムへの興味を惹きつけました。

季節を味方につけた圧倒的な存在感

街の風景に溶け込むエンターテインメント

単なる広告車両ではなく、イルミネーションの一部として街の風景に溶け込みながらも、EXILEの圧倒的なブランド力を示すことに成功しました。

多くの通行人がトレーラーを背景に写真を撮影するなど、冬の風物詩のような注目を集めました。

アルバム大ヒットへの強力な後押し

クリスマス商戦の最盛期に、ターゲット層が集まるハイエンドなエリアで集中的に露出したことで、初回限定盤（クリスマスアルバム付き）のバリューを強力に訴求。
アルバムはミリオンセラーを記録し、その年の冬を象徴する作品となりました。

3年半ぶりのソロ始動を告げる

山下智久様より、2006年の「抱いてセニョリータ」以来、約3年半ぶりとなるソロシングル「Loveless」（2009年11月18日発売）のリリースプロモーションをご依頼いただきました。

目的は、R&B調のバラードという楽曲の「切なさ」と「大人っぽさ」を表現し、久しぶりのソロ作品に対するファンの期待感を最高潮に高めることでした。特に、アーティスト本人のビジュアルの力を最大限に活かし、都心の若者が集まるエリアで圧倒的な存在感を示すことが求められました。

視線を独占する「超・近接ビジュアル」

表情の魅力を極限まで引き出すデザイン

今回のプロモーションの最大のポイントは、車両側面の大部分を占める山下智久様の顔のアップです。
美しいピアノの旋律が印象的な楽曲の世界観に合わせ、切なくも力強い視線を投げかけるビジュアルを、弊社の大型アドトレーラーの巨大なキャンバスに展開しました。

渋谷ハチ公前での圧倒的な接触率

運行期間はリリース日を挟む2週間に設定。特に画像が撮影された渋谷駅ハチ公口周辺のような、待ち合わせや通行で最も人が滞留するエリアを重点的に巡回しました。

巨大なトレーラーが交差点を通過する際、歩行者とほぼ同じ目線の高さでアーティストと目が合うような感覚を生み出し、通行人の視線を独占する効果を狙いました。

街中が振り返るインパクト

「目が合う」アドトレーラーの話題性

渋谷などの繁華街において、超・近接の顔ビジュアルは強烈なインパクトを残しました。

多くの通行人が足を止め、カメラ（当時はガラケーやデジカメ）を向ける姿が見られ、ファンの間では「山Pのトレーラーと目が合った」といった話題で持ちきりとなりました。

ソロアーティストとしてのブランド確立

アイドルとしての人気に加え、ソロアーティストとしての洗練されたビジュアルと音楽性を都心で強力に印象付けることに成功。
3年半のブランクを感じさせない、むしろ進化した山下智久像をファンと世間に知らしめ、シングルの大ヒットに貢献しました。

百貨店を舞台にした「美」の競演

2009年10月13日より放送開始された関西テレビ・フジテレビ系ドラマ『リアル・クローズ』の番組宣伝をご依頼いただきました。

百貨店を舞台に、服と人生に向き合う女性たちの姿を描く本作。目的は、香里奈さん、黒木瞳さんを中心とした豪華キャスト陣の華やかでファッショナブルなビジュアルを、ドラマのターゲット層である女性が多く集まる都心エリアで展開し、放送開始に向けた期待感を高めることでした。

夜の街をランウェイに変える

スタイリッシュな「2大女優」のビジュアル

車両デザインは、主演の香里奈さんと黒木瞳さんを左右に大きく配置し、ドラマのテーマである「ファッション」と「仕事」への情熱を表現するスタイリッシュな構図を採用しました。

キャッチコピー「何を着て、どう生きたい？」や、放送日時「10.13(Tue) スタート 毎週火曜よる10時」をゴールドの文字で配し、高級感のあるデザインに仕上げました。

百貨店が集まる新宿での戦略的運行

運行ルートは、ドラマの舞台が百貨店であることに合わせ、伊勢丹やマルイ（画像背景のOICITY）など、百貨店やファッションビルが立ち並ぶ新宿エリアを重点的に設定しました。
夜間の照明に照らされたトレーラーは、まるで夜の街をランウェイに見立てて走行するかのような優雅さを演出し、仕事帰りの女性や買い物客の視線を集めました。

ターゲット層へのダイレクトな訴求

ファッション感度の高い層へリーチ

新宿や渋谷といったファッショントレンドの発信地で運行することで、ドラマのターゲット層である20代〜40代の女性へ効率的にリーチしました。
スタイリッシュなトレーラーは「カッコいい」「ドラマ面白そう」といったポジティブな印象を与え、初回放送への興味喚起に成功しました。

放送日時の定着

「火曜よる10時」という放送時間を、キャストの魅力的なビジュアルと共に繰り返し露出させることで、視聴習慣の形成をサポート。
ドラマの認知度向上と視聴率獲得に貢献しました。

イベントトラック・アドトレーラーの企画・運行は手塚運輸へ

今回の『リアル・クローズ』のような、ドラマの世界観に合わせたエリア選定や、ターゲット層に響くスタイリッシュな車両プロモーションをご検討中の企業様は、ぜひ弊社にご相談ください。

手塚運輸のイベントメディア事業部では、企画から車両製作、運行、安全管理までをワンストップで承ります。

アイドルとしてだけでなく、作詩・作曲・編曲から演奏までを手掛ける音楽家としての評価も高い堂本剛様より、シングル「RAIN」（2009年9月9日発売）のリリースプロモーションをご依頼いただきました。

目的は、楽曲に込められた高い芸術性と、アーティスト自身の持つ独特な世界観を、街頭広告というダイナミックな手法で表現し、リリースに合わせた話題創出とファンの購買意欲を喚起することでした。

J-POPシーンを牽引してきたm-flo様より、結成10周年を記念したベストアルバム『MF10 -10th ANNIVERSARY BEST-』（2009年10月7日発売）のリリースプロモーションをご依頼いただきました。

目的は、10周年の集大成となるアルバム「MF10」のリリースを盛大に告知すること。そして、ジャケットアートワークにも採用された象徴的なロゴデザインを、都心のストリートでダイナミックに表現し、アニバーサリーイヤーの祝祭感を高めることでした。

アイコニックなデザインが街を駆ける

「MF10」ロゴを大胆に配した大型ビジュアル

アルバムの象徴である「MF10」のロゴと、鮮烈なグラフィックデザインを、弊社の大型アドトレーラーの側面に高解像度で展開しました。白いコンテナに映える赤と黄色のロゴデザインは、シンプルながらも強烈なインパクトを持ち、渋谷や新宿の喧騒の中でも一目で「m-flo」と認識させる視認性を実現しました。

発売日を挟む2週間の広域集中運行

運行期間はアルバム発売日（10月7日）を含む2009年9月28日から10月11日までの2週間に設定。

• 運行エリア
  m-floのファン層が多く集まる首都圏エリアを中心に、トレンドに敏感な層へリーチする都内主要エリアを巡回するルートを設計しました。
• 雨天時の効果
  画像にあるように、雨天時には濡れた路面にトレーラーの照明や街のネオンが反射し、「MF10」のグラフィックがより幻想的に浮かび上がる効果を生み出しました。

視覚と音響によるブランド訴求の成功

圧倒的な視認性で高い話題創出

m-floらしい先進的でアイコニックなデザインは、都心の風景の中でも際立ち、高い注目を集めました。
走行中、車両から流れる歴代のヒットソング（「come again」や新曲「SOUND BOY THRILLER」など）が、道行く人々に10年間の記憶を呼び起こさせ、ベストアルバムへの期待感を最高潮に高めました。

ターゲット層への確実なメッセージ伝達

2週間にわたる集中運行により、音楽ファンが多く集まる主要エリアで「MF10」のリリース情報を確実に伝達。
10周年記念プロジェクトの盛り上がりを視覚的に後押しし、アルバムのヒットに貢献しました。

世界的なR&BアーティストであるNe-Yo（ニーヨ）様より、初のベストアルバム『ザ・コレクション』（2009年9月2日発売）のリリースプロモーションをご依頼いただきました。

目的は、ベストアルバムという幅広い層をターゲットとする商品特性を最大限に活かし、そのヒットを確実なものにすることでした。特に、夜間の人流が多い都心のエンターテイメント地区において、グローバルアーティストとしての都会的で洗練されたイメージを訴求することが求められました。

日本のR&B界を牽引するアーティスト DOUBLE様より、2009年第1弾シングル「Let it go」のリリースプロモーションをご依頼いただきました。

この楽曲は、DOUBLE様にとって初となるメッセージソングであり、その洗練された世界観とアートワークを最大限に表現することが目的でした。また、ターゲット層が多く集まる都心広域でインパクトのある告知を行い、CDリリース（7月22日）に合わせた購買意欲を喚起する必要がありました。

日本の音楽界における伝説的なアーティスト、長渕剛様より、両A面シングル「TSUNAMI / FRIENDS」（2009年8月12日発売）のリリースプロモーションをご依頼いただきました。

目的は、約1年ぶりとなる待望のシングルリリースを広く告知することと、長渕剛さんらしい力強くメッセージ性の高いアートワークと楽曲の存在感を、都心の喧騒の中で最大限に際立たせることでした。

画像は、NEWSの手越祐也さんと増田貴久さんによるヴォーカルユニット、テゴマスの4thシングル『七夕祭り』のプロモーションのために運行されたアドトラックです。

4thシングル『七夕祭り』の発売日は、2009年7月8日（水）。
トラックにも「テゴマス 七夕祭リ」というタイトルと共に「7月8日リリース」と明記されています。

「七夕祭り」は、日本の文化を歌を通して北欧にも届けたいという思いから、スウェーデンでのリリースも決定していました。

このシングルは、約1年ぶりとなる待望の新作でした。

画像にあるアドトラックは、シングルの発売に合わせて東京の銀座（和光本館前）、秋葉原などの都市部を走行しました。

シングル発売を記念したライブイベントが開催されるなど、ファンに向けたプロモーションも展開されていました。 

この時期は、新曲の発売とスウェーデンでのリリースという話題性を活かし、屋外広告やイベントを組み合わせた多角的なプロモーションが展開されていました。